うさぎ組の秋の製作

 10月に入ると一気に空気が冷たくなり、日が落ちるのも早くなってきました。戸外活動に出ると、赤や黄色に色付いた葉や、松ぼっくり、どんぐりが落ちていて、秋の発見が沢山の季節となりました。

 今年の夏は猛暑が続きましたが、子どもたちは暑さに負けず、元気に過ごしました。うさぎ組の夏は、水遊びでびしょ濡れになるほどはしゃいだり、小麦粉やパン粉、氷、寒天、春雨など、沢山の感触に触れてきました。

 今回は、そんな感触を味わいながら行う、絵の具を使ったフィンガーペイントの様子をご紹介します。透明なシートの上に絵の具を広げ、その上から白い画用紙をのせ、版画のように模様を浮き出してみました。

 絵の具を手で直接触ること、汚れることに抵抗をもつ子もいますが、触った時の“ひんやり”、“ぬるぬる”、“ぐにゅ”などの様々な感触を味わったり、画用紙に色が広がっていく様子を楽しんでほしいなと思い、この活動を取り入れました。

 絵の具を触った反応はみんなそれぞれ…

 ダイナミックに触る子

 感触をじくっりと味わっている子

 少し警戒しながら触る子

 手に色が付いたことに驚く子・楽しむ子

 どんな模様が浮き出るかな?

 「みてみて~」「できたー」と作品を見せてくれました。

 そして、先生がある形に切り取ると…

 秋が旬の果物“りんご”に変身し、うさぎ組のお部屋が一気に秋模様になりました!

 今年の秋は何を見付けられるかな?

様々な発見や経験を通して、子どもたちの興味・関心に繋がっていくといいなと思っています。