年長さん、ありがとう

3月に入り、今年度も残り1か月となりました。年長さんとももうすぐお別れです。

コロナ禍で幼児と乳児の交流が難しいなか、年長の子どもたちは廊下やホールで乳児クラスの子どもたちをみかけると、いつも笑顔で手を振ってくれたり、頭をなでてくれたりしています。そんな優しいお兄さん、お姉さんが子どもたちも大好きで、目が合うと嬉しそうに笑っていました。

先日、2歳児くま組の子どもたちが幼児トイレへ排泄に向かったときのこと。くま組の女の子が手を洗っているのを、年長の女の子3人が、見守っていました。「お水、出せる?」「上手に洗えたね!」などと声を掛けられ、くま組の女の子も少し照れ臭そうでしたが、笑顔で嬉しそうにお部屋に戻ってきました。小さな子を助けてあげようとやさしく見守る姿に成長を感じ、感動した出来事でした。

そして3月3日。年長さんのお別れ会がありました。コロナ禍のため、ここ数年、乳児クラスは参加できませんでしたが、今年度は感染対策をとりながら乳児クラスもお別れ会に参加することができました。

最初は年少さんの発表。たくさんの動物たちやお洋服をみて「かわいいねぇ!」と目を輝かせていました。

年少さんの発表が終わると、いよいよ乳児クラスの番!感謝の気持ちを込めてひよこ組、うさぎ組、くま組で協力して製作した写真入れを年長さんにプレゼントしました。ひよこ組がクレヨンで自由画をした上から、うさぎ組が絵の具ではじき絵を行い、くま組はちょうちょや花のパーツをのりで貼り、素敵なものが出来上がりました。

最後は「小学校に行っても元気でね」の言葉のプレゼントもしっかりと言うことができました。

年中さんの発表は「カラスのパン屋さん」でした。大きな紙芝居の絵にみんな大喜びで楽しんでいました。

最後は年長さんから合奏と歌のプレゼントがありました。きれいな楽器の音色に子どもたちも集中して聴きいっていました。発表が終わると、「すごいね!!」と拍手をして大喜びの子どもたちでした。

卒園まで残り一週間。年長さんとの限られた時間を大事にして過ごしていきたいと思います。

年長さん、たくさんやさしくしてくれてありがとう!