あたたかい日が続き、少しずつ夏の始まりを感じられるような季節となりましたね。
こどもの家では、元気いっぱい外遊びを楽しむ姿が見られます。
くま組の子どもたちも暖かいお日様に包まれながら元気良く園庭で体を動かし、
お花や虫等の自然物に興味を持つ姿が多く見られるようになりました。
先日、畑とプランターに野菜の苗を植えました。
2歳児のくま組さんが選んだ作物はピーマン。
普段、給食に出てくることの少ないピーマンですが、
身近な野菜に親しみを持ち、お世話をした野菜が成長する事や、食べることの喜びを感じてほしいという事ねらいとし、育てることに。
先生がプランターに土を入れる様子を真剣な表情で見つめる子どもたち。
「ピーマンの苗さん、お外にいると寒そうだから温かい土の中に入れてあげようね。」
そう言いながら、苗をプランターに移します。
「ピーマンの葉っぱってどんな匂いがするんだろうね。」
「葉っぱツルツルかな~。」
先生と一緒に葉っぱの手触りや、香りを嗅いでみます。
プランターに移してから
「ピーマンさんが元気になるには、太陽さんとお水が必要なんだって。みんなでお水をあげてみようか。」と先生からお話があり、
みんなで順番にお水をあげます。
「大きくな~れ。」
「お水あげるの楽しいな。」
一人ずつお水をあげてから、最後は先生もお水をあげます。
最後は「大きくな~れ!」とても元気な声が子どもたちから聞こえてきました。
お部屋では、ピーマンに関する絵本を読み、親しみを持ち始めた子どもたち。
毎日、窓から見えるプランターを眺めては、
「ピーマンさん元気になったね。」等、成長を喜ぶ姿が見られます。
子どもたちと一緒にピーマンの苗もすくすくと育っていきますように。