もうすぐ、クリスマスですね。
サンタさんに何を貰いたいか、こどもたちは連日のように話し合っています。
本園では、サンタさんの事を、モデルとなった聖人:サンタ・ニコラオになぞらえて「ニコラオおじさん」と呼んでいます。
12月6日はニコラオの日なので、園でもニコラオのお祝いをしました。
聖園こどもの家では、昔から伝わっている「ニコラオおじさん」という歌があり、子どもたちは元気いっぱいに歌っていました。
ドイツ語混じりの歌で、歌詞は以下の通りです。
♪ニコラオおじさん良いおじさん
良い子のところへやってくる
ルスティヒ ルスティヒ ラララララ
ホイット イスト ニコラオス アーベント ダー
ホイット イスト ニコラオス アーベント ダー♪
すると…。「あっ!ニコラオおじさんだ!!」


沢山のプレゼントを持って、ニコラオおじさんが来てくれました!




みんな大喜びで、一緒に歌ったり、質問をしたりしました。
ニコラオおじさん、どうもありがとうございました!

また、イエス様が生まれるまでの4週間を待降節と呼びます。
こどもの家では、一週ごとに天使がお約束を持って来てくれるので、その約束を守りながら、綺麗な心でイエス様を迎えられるようにクリスマスの準備をします。
今日は、最後の待降節のお集まりがありました。



待降節では、学年ごとに役割があります。
年長さんは、壁面のアドベントボードの扉を一週ごとに一つ開け(天使や博士などの人物が隠れています)、1番初めにロウソクに火を灯します。大きなクリスマスツリーに飾りをつけるのも年長さんの役です。
年中さんは、小さなクリスマスツリーに飾りをつけます。
年少さんは大きな役割はありませんが、年中・年長が用意してくれた待降節の雰囲気を感じて、すこしづつ期待を高めていきます。
扉を開けたり、ツリーに飾りをつけたりする役に選ばれるのは、天使の約束に一生懸命取り組んだり、人の為に何かできた人です。
その為、名前を呼ばれることは、子どもにとって嬉しくもあり、誇らしくもあり…。友だちにも「すごいね!」と認められる、良い機会のようです。
毎週、少しずつ飾りをつけ、扉を開けていき、今日で全部の扉が開いて、こどもの家の待降節が無事に終わります。
明日はいよいよ、イエス様が誕生するキャンドルパーティーです!
楽しみにしていてくださいね。