気温が下がり、空気が冷たくなるにつれ、ポカポカとしたお日さまの暖かさをありがたく感じる日々となりました。朝晩は特に冷え込むようになりましたが、こどもの家の子どもたちはそんな寒さに負けず、毎日元気に遊んでいます。
今日は、くま組さんの最近の遊びの様子をお伝えします。
くま組に進級してすぐの頃から、朝の会で歌う『♪しゅりけんにんじゃ』が大好きで、人差し指を使って忍者ポーズをしています。なりきって遊ぶ面白さ、友だちとイメージを共有しながら遊ぶ楽しさを味わってほしいと思い、“なりきりを楽しむごっこ遊び”を積極的に取り入れてきました。また、これまでの経験や子どもたちの想像から行われるごっこ遊びには、想像力や発想力、友だちとの協調性など、様々な力が養われます。
お気に入りの絵本『おめんです3』に出てくる忍者のお面を被ったくま組さん。ばっちり忍者になりきっています!

『♪しゅりけんにんじゃ』を元気に踊りました。



いつもは、朝の会で座って歌っていた歌を、全身を使って表現できることに喜び、「もう一回!」とリクエストが聞こえるほど楽しんでいました。
次は、忍者サーキットです。
“フラフープジャンプ”で進み、

“トンネル”をくぐり、


“一本橋”を渡り、

“階段”を上って“滑り台” → ゴール!

初めは難しかったフラフープのジャンプや一本橋も、繰り返し挑戦することで、いつの間にか一人でできるようになった子どもたち。何事にも失敗を恐れず、やってみようと意欲的な姿勢を見せてほしいと願いを込め、満足いくまで取り組める時間を確保し、できた時の嬉しさを一緒に感じているところです。
最後は、本物の忍者がやっているような修行を行いました。
腰からカバンをぶらさげ、手裏剣探しの旅へ!


そして、見つけた手裏剣を敵に目掛けて投げる!

「えいっ!」

「しゅっ!」

さらに、手作りの飛び石やハードルにも挑戦!
床に足がつかないよう、慎重に飛び石から次の飛び石へと移っています。


ハードルは、どこから跳んだら乗り越えられるのか、繰り返し挑戦し、成功するととびっきりの笑顔を見せてくれました!


忍者ごっこを何度か行っていくうちに、日に日になりきることが上手になるくま組さん。「くま組忍者、分かったでござるか?」と聞くと「にんっ!」と答え、とても可愛らしい姿を見せてくれています。これからも、子どもたちの興味ある題材を積極的に取り入れ、なりきり遊びやごっこ遊びの経験を増やしていきたいと思います。